ピアノの指慣らし

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指慣らしって何ですか?

お悩み

ピアノの上手な方が「指慣らし」という言葉をよく使うのですが、
どんな意味ですか?

(20代女性)

A.

こんにちは。ご質問ありがとうございます。
今回のご質問はちょっとおもしろいですね。
  
「指慣らし」という言葉、これはある意味音楽用語的なものです。

一言でお答えしますと、「曲を弾く前に、指をあらかじめ
動かしておくこと。ウォーミングアップ。」といったところです。

たとえば寒い季節は指がかじかんで動きません。

そこで、いきなり曲を弾くのではなく、ハノンのようなスケール、
アルペジオなどを弾いて、指を慣らし、しっかり動く状態に
したのちに曲の練習に入ります。

または受験の時、控え室で待機した後、少しだけ指慣らしの時間を
いただける場合もあり、(ほんの5分ほどですが。)
そこでしっかり指慣らしをしてから試験に臨みます。

この少しの指慣らしでずいぶん演奏に影響があるのでは、と思います。

いきなり曲、いきなり舞台、いきなり試験というのは本来の力が
出せませんよね。

このように「指慣らし」だけでなく、音楽には音楽にしか使わない、
業界用語のようなものがあります。

<短縮系>

チャイコフスキー・・・チャイコ
ラフマニノフ・・・・・ラフマ
ピアノコンチェルト・・ピアコン
ステマネ・・・・・・・ステージマネージャー

などなど。

<動作編>

落ちる

・・・アンサンブルなど複数での演奏の際、
自分のパートの音がなくなること。

★活用例  「ごめんなさい、○小節目のところ、私落ちてしまいました!」

リットをかける

・・・リタルダンド(だんだんゆっくりするという意味)をつけて
演奏すること。

★活用例  「曲の終わり、すこしリットをかけて演奏しましょう。」

板付き

・・・幕が開く、または暗転から明るくなった時、すでに舞台に
立っている状態。(ピアノの場合は明るくなって舞台袖から
出てくる場合が多いので。)

★活用例  「では出演者のみなさーん、板付きでおねがいしまーす。」

などなど。

他にもたくさんあります。
これらはほんの一部ですが、知るとおもしろいです。

ぜひ日常で(!?)使われてみてくださいね♪


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